ぴあの教室

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一つの教材を終えた勇者たち

2022/01/13


2022年もレッスンがスタートしましたね♪

久しぶりに会う子供達との時間がとても楽しい1週間でした。

そして今週、タイミング良く一つの教材が終了する生徒が続きました。

続けて中学2年生2人がツェルニー30番を終えました。バッハと交互に進めたり、時に休みながらも進めてきた彼女たちが口を揃えて、『中学2年生が終わるまでに終わらせたい。』そんな目標を持つようになり、年明けに一つ終える事ができたのです。晴れやかな笑顔が印象的♪

忘れてしまう事もありますが、私たちは教材を使用する際、曲を始める際はいつ始めたのか記載しています。

ちょっとした歴史が刻まれて行くのは嬉しいものですね。

 

ツェルニー30番を終えた勇者はまた新たな旅へと進み、きっと新たなモチベーションを保ちながら進めてくれる事と思います

 

そして、2人で通って来てくれている5年生。

彼女たちもバスティンのワーク二巻を終えました。

ここまで来ると調性感覚、理論も少し板につき、スケール、カデンツが

シャープ♯4つまでは弾けるように。凄い!!?

実は、、、、このワーク教材をここまで使用したのもこの2人が最初。そしてここまで来たのも勿論初めて。私もこの先が楽しみです⭐️

歌声を支えた存在

2021/12/17

先日、大学生になった生徒さんが携わった合唱の伴奏が小さな新聞記事に載り、私たちも嬉しい気持ちをお裾分けして頂きました。心身共に成長していく生徒たちと一緒に、私たちも喜びを分かち合える事は幸せだなと思います。

大学生になった今もピアノを続けてくれている彼女の音楽の幅は1人で演奏する事から伴奏者としても成長し、Nコンと呼ばれる合唱のNHKコンクールの伴奏を引き受けられるまでに。

中高校生の頃から合唱部のお手伝いをし、校内演奏会でも度々演奏していた彼女のピアノを聴くのはとても好きでした。音楽的な演奏をする彼女のピアノは、人柄が現れる素敵な音楽を聴かせてくれます。

『自分のためではなく、学校や合唱部員の歌声に力をもらい、力になれれば』当時を振り返ったそんな気持ちが綴られており、卒業した高校の伴奏を通して、『日毎にレベルアップしていく歌声を聴くのが楽しみだった。』

と、大変だった時間も素直に【楽しかった】そう振り返る美珠さんの気持ちも素敵だと思いました。

予選ではありましたが、初めて金賞を受賞したという事、、、彼女の伴奏も合わさり新しい光を灯した事が何より嬉しかったです。

音楽を通して彼女が母校に携われる事は、日々の【努力】や【人柄】、そして素敵な【巡り合わせ】があってのこと。

Nコンの課題曲は、伴奏の楽曲が難しくプロの伴奏者として出場する学校が殆どの中、学生が携わり、信頼し合い一つになれた事は彼女にとっても大きな経験となり財産となったと思いますが、『歌声を支えた存在』として記事を書いて下さってる事にも心打たれました。

先日今年最後のレッスンだったのですが・・・

『何事もやれば少しずつ出来るようになるのかも知れないと思いました』

と大学生の勉強で忙しい日々を振り返った彼女の言葉は私たちにも勇気を与えてくれるものでした。

ありがとう。

【レガーレぴあの教室】ピアノ鍵盤の除菌について

【レガーレぴあの教室】ピアノ鍵盤の除菌について

2020/07/21

こんにちわ。

レガーレぴあの教室の香川です。7月も後半になってきました。毎日、色々なニュースがあります。まるで地球全体が「つらいよぅ、痛いよぅ、苦しいよぅ」と叫んでいるようです。私自身は無力ですが、少しでも傷が癒えて、元気になってほしい。そう願うばかりです。

さて、レガーレぴあの教室では引き続き、感染予防対策を続けております。改めて一人一人が出来る予防対策を心がけて、楽しくレッスンできる環境を維持していけたらと思います。ピアノの鍵盤についてですがアルコール消毒は楽器への損傷があるため、ピアノ鍵盤専用の『キークリン』というのクリーナーで、布に含ませてレッスンごとに除菌をしております。

あざみ野教室、拝島教室共に同じもので除菌、洗浄しています。もともとコロナ対策をする以前から長年クリーナーとして使用していたものですが、除菌効果もあります。子供達が楽譜の準備をしている時に、講師は鍵盤のお手入れをするのがルーティンとなっています。小学生は「鍵盤専用!?」と感動してくれます。4歳の子は、鍵盤を拭くときにポロン!!と不意に出てしまうピアノの音に「え!!変な音!!」と過剰反応。どちらも、新鮮なリアクション、どうもありがとう。

【ご質問】発表会はありますか?

【ご質問】発表会はありますか?

2020/06/30

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。

今回は、体験レッスン時に良くいただくご質問について。

Q:「発表会はありますか?」

体験レッスンの際、良くいただくご質問です。レガーレぴあの教室では、年に1回発表会を企画しております。参加費は、別途必要になりますが、シンプルに美しく【子供たちが主役になるステージ】を目指しています。昨年末は、特別企画として「もうひとつのクリスマス」というミニコンサートをやりました。

この日は、初めてステージに立つ生徒さんから、連弾の仲良し2人組、小さなお子様から卒業生や留学先から一時帰国した生徒も一緒に参加しました。お母様方からは、立派に成長した卒業生のお姉さん、お兄さんの姿や演奏を聴いて「皆さん、素敵に成長されて、感動しました。」とメッセージも。この日の会場は小さなスペースで、ご家族の皆様が生徒さん全員に「頑張れー!!」と心からエールを贈ってくださるのが肌で感じほど、最高に温かい空間になりました。お互いに認め合って応援し合えるというのは本当に素晴らしいですよね。

今年は6月に企画していましたが、残念ながら延期。年度内には感染予防対策の準備をし、お披露目の機会を作れたらと思います!

 

 

 

作曲家の国あるある【オーストリア問題】

作曲家の国あるある【オーストリア問題】

2020/06/29

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。一週間が始まりましたね。6月も明日で終わり!

「早いですね、なんだかよく分からないまま6月が終わりますよ〜」

先日、中学生がピアノの椅子に座りながら呟くのです。実際、その通りだなあと思うことと、その話し方!!と言うところで、笑ってしましました。

さて、今日は「なんだかよく分からない」つながりのお話。

小学6年生の楽典の問題でこんな文章がありました。

Q.この曲は、ハイドンの時計シンフォニーです。交響曲の父と呼ばれたハイドンの生まれた国はどこですか?

生徒の心の声:

①ハイドンの?時計シンフォニー?っていう曲なのか。(初耳です)

②ハイドンは交響曲の父って呼ばれてるのか。(初耳です)交響曲・・・?

③ハイドンもピンときてないぞ、生まれた国、もっと知らないって!!どこだどこだ。

ここで、生徒にヒントを出します。

香『オースト・・・・?』

生徒「ラリアーー!!」

香『そう!!カンガルーのね!!って残念!!!』

答えは、【オーストリア】。これぞ、みんなが経験するオーストリア問題。オーストまで聞けば誰しもがまずはオーストラリアが頭に浮かぶのが普通ですよね。私もそうでした。ましてや私の子供の頃の先生は、本当に真面目な先生だったのでガッカリさせたに違いありません。

【オーストリア問題の壁】

①オーストリアの国の存在にピンとこない。

②オースト・・?と聞かれれば、日本で耳にするのは、オーストリアよりも、断然オーストラリア。

このヒントを出されたら、否応無しにオーストラリアと答えてしまいますよね。ごめんなさい。

③作曲家への興味、意識がトボトボしい。

このオーストリア問題を解決するべく、あざみ野教室にあるのはこちら

今、自分たちがどこに住んでいて、どこの国の音楽を勉強しているのか。実際に行くことはできないので、目で距離感を感じ、私が実際に見た雰囲気や文化なども分かりやすく伝えます、教養も身につけられる楽しいレッスン時間を一緒に作っていきます。机上の正解、不正解ではなく、学ぶことに楽しさを感じられるレッスンです。

ちなみにハイドンがオーストラリア人だったら、ましてや先祖のアボリジニ族の血を凄まじくついでしまっていたら、こんな風な音楽にはならないで、こんな結果になるかもしれない!!と私は全力で民族色をふんだんに使って、オーストラリア風ハイドンを演じます。そうすると、生徒は「これはまずい!!」と肌で感じてくれるので、『一生、間違わないと思います』と言って帰ってくれました。

ハイドンがオーストラリア人だったら、カンガルー交響曲なんて、作っていたでしょうか。気になります。

 

 

 

ここまできたね!中学1年生の成長日記。

ここまできたね!中学1年生の成長日記。

2020/06/26

こんにちわ。

レガーレぴあの教室の香川です。6月も気がつけば、残すところあとわずか。今年の関東は「梅雨らしい」感じがします。先日、久しぶりに2駅分歩いたのですが、所要時間がいつもの1・5倍もかかってしまい、足は筋肉痛。体力、筋力が自粛生活で衰えてしまったと実感しました。それにしても、梅雨の時期、高温の中マスクは辛い!坂道を1時間ほど上り下りするのは体の危機を感じました。皆さんも、マスクでの熱中症など気をつけましょうね。

 

さて、学校再開と同時に、再スタートしたレッスンですが、私たちも少しずつ『新しいレッスンの形』に慣れてきました。今日は、中学生の成長についてのお話。

 

保育園、幼稚園の頃からお教室でピアノを始めた生徒さんがこの春、中学生になりました。節目となる卒業式、新しい学校生活のスタートを切る入学式など、我慢することが多い学年となり、送ってもらった卒業式の写真を見るとこちらもグッときてしまいました。新しい学校生活が少しでも前向きに進めるといいなあと思っています。

そんな今年の中学1年生の生徒たちに、今嬉しい変化がやってきています。どちらかというと静かなタイプの1年生たち。自分の気持ちを言葉にしたり、表現したりするタイプではないので、「何を考えているのかな?」と苦労することも多々ありました。ちなみに納得していない、機嫌が悪い時だけは、醸し出すオーラがものすごいので一瞬でわかります!!子供たちが、私たち講師をびっくりさせてくれるほどの成長を見せてくれています。

【2つの成長ポイント】

①演奏できる曲や、1曲が仕上がるスピードが確実に速くなった。

→ちなみにこちらの生徒さんたちに共通することは、J.S.バッハのインヴェンション、シンフォニア、そしてツェルニーなどの練習曲などを小さな頃からコツコツ積み重ねて、曲数もある程度こなしてきた生徒さんであるということ。先生の伝えようとしていることや、曲の仕組みなどを「理解する力」がアップしたということも言えます。

 

②その子のいる世界が確実に【豊か】になってきている。

→生まれ持った感性が開花し始めた場合と、ピアノを習っているうちに音楽から美しさや面白さを【感じる心】が育ってきた場合があります。そして、①の中の「理解する力」も大切になってきます。口数少なかった子供達が、ピアノを通して伝えてくれる「今、楽しいです。」という「言葉」を胸を打つほど感じるのです。

メロディーやハーモニーの美しさ、調性、リズム、アーティキレーションの面白さを感じるゾーンに入ってきた子供達。このゾーンに入ってしまえばこっちのもの!これから、さらに充実したレッスン生活が子供達を待っています!!

中学生活が健やかでありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

【教室再開に向けて】生徒さんを迎える準備

2020/06/01

こんにちわ。

レガーレぴあの教室の香川です。

6月が始まりましたね。

学校も、今日から段階的に再開し、

東京都ではステップ2へと移行しました。

レガーレぴあの教室は

オンラインレッスンも併用しながら、

通常レッスンに戻すことにしました。

学校、塾のスケジュールも色々と変化していますが、

教室としてもできる限りの対応をさせて頂けたらと思います。

今日は、生徒さんを迎える最終準備をしました。

なるべくレッスン室をスッキリするように心がけ

・消毒液(エタノール70%配合)new

・アルコール消毒ジェル(エタノール70%配合)new

今回は運良くエタノール70%配合の消毒液と消毒ジェルが手に入りました。

※入手困難な状況があり設置できない場合は、石鹸を使っての正しい手洗いを推奨してまいります。

ハンドソープと消毒液のディスペンサーは、

手をかざしてシュッと出るセンサー付きに新調。

あざみ野教室、拝島教室、できる限りの予防対策をしてまいります。

久々の対面レッスンで、なんだかドキドキします。

子供達にとって充実した時間になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

6月の発表会イベント延期(時期未定)のお知らせ

2020/05/06

この度、新型コロナウイルス緊急事態宣言延長に伴い、

6月に開催予定の『子どもたちよるピアノコンサート』が延期(時期未定)となりました。

これまで子ども達と一度も止まることなく一緒に続けてきたイベントですが

今は、『行動に起こす』ことよりも我慢をしてでも『安全第一』を選ぶことが

ポジティブな選択だと信じ、判断させて頂きました。

必ず、最高の舞台を用意してあげられるよう講師一同、

思いを一つにして、取り組みを続けて参ります。

引き続き、ご理解、ご協力頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

 

レガーレぴあの教室

 

 

 

〜お教室の休校期間延長、オンラインレッスン実施期間延長のお知らせ〜

2020/05/05

お教室の皆さま、関係者の皆さまには、

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための臨時休校によりご不便をおかけしております。

ご家族の皆さまのご理解ご協力に心より感謝申し上げます。

5月4日に政府が発表した『新型コロナウイルス緊急事態宣言延長』に伴い、

レガーレぴあの教室といたしましては、

これまで皆さまにご協力頂いたことを無駄にしないためにも、

教室でのレッスン再開までもう少し我慢が必要だと判断し、

5月のお教室のお休み期間を延長させて頂くことにしました。

尚、4月より開講しましたオンラインレッスンを、5月も実施期間延長させて頂きます。

【オンラインレッスン実施期間延長について】

 2020年5月7日(木)〜5月31日(日)予定

※状況により変更になる場合がございます。

ご家族の皆さまに、心身ともに健康でお過ごし頂きながら

音楽が子供達の気分転換になってもらえればと思います。

引き続き、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

 

レガーレぴあの教室

香川真澄(あざみ野教室)

井上絵美(拝島教室)

 

 

 

Zoomでグループレッスン

2020/05/02

こんにちわ、レガーレぴあの教室の香川です。

2020年も5月に突入です。

緊急事態宣言が約一ヶ月延長になるとのこと。

4日の発表ではまた詳細を知ることができるのでしょう。

まだまだ我慢の時期、涙がこみ上げてくるニュースで心が痛みます。

自分に今出来ること、やるべきことを見失わずに前向きに過ごしたいですね。

 

レガーレぴあの教室では、

2月から子供達の安全を考え感染予防対策を始め、

3月はさらに感染予防対策に神経を使いました。

 

私個人的には、外出を9割減らして、買い物も週1回。

自宅にいる時間が長くなったことで、これまでの使用教材や指導案の見直し、整理。

楽譜の棚と、頭の中の棚卸しをしました。

9年間分のこれまで出会った生徒達の指導案を全て見直しました。

みんな元気にしているかな?出会った生徒さん達みんなの顔が思い浮かびます。

同時進行で、自分が目指すレッスンと改めて向き合い、新しいレッスングッズの制作、

 

4月からは、オンラインレッスンを導入。

ご家族ご協力があって、無事に音楽を通して子供達と触れ合う機会を失わずに過ごすことができました。

普段から毎回のレッスン準備はしていますが、

オンラインレッスンの指導案準備、気配り、工夫の必要性はいい経験となりました。

 

4月のオンラインレッスンの最終日に、今回は新しい試みを。

 

あざみ野教室と拝島教室の中学生の生徒さん2人に参加してもらい『オンライングループ体験レッスン〜楽典編〜』に挑戦しました。

あざみ野教室と拝島教室は、とても離れた場所にあるため、発表会の時以外はなかなか会うことが出来ないのですが、

講師同士が普段の様子を常に確認しあっているため、生徒さんの成長を2人で見届けることができています。

私の生徒さんは、久々に拝島教室の絵美先生、お友達に会えることをとても楽しみにしていたのを知っていたので、

カメラ越しに張り切っている姿がとても嬉しかったです。

 

レッスンでは、

①和声の初級:主要三和音(I度、IV度、V度)をそれぞれの和音の性格、キャラクターを感じて頭の中で作って、歌う。

②音楽用語:曲想を表す楽語を「知る」「感じる」ためのファーストステップレッスン

③生演奏を聴いて、楽語をイメージする。

こちらの内容で40分、雑談も交えながら賑やかに終えました。

 

『表現豊かに演奏する』とはどういうことなのか。

作曲家が伝えたいことは、どのようなことなのか。

全てはわかりませんよね、私もです。

『1+1=2』のような正解もありません。

全てわからくても、深く理解できなくてもいいんです。

『知ろうとする気持ち』『理解しようとする姿勢』が大切で、

この能動的な思考が、音楽的にも、人間的にも豊かになるのではないかなと思います。

作曲家がどんな気持ちで作ったのか、どんなことを工夫すればピアノで伝えられるのか。

相手がどんな気持ちでいるのか、どんなことをしてあげたら喜んでくれるか。

日常生活でも繋がることばかりですね。

 

今は、行動の自粛が必要な時期ですが、

時間がある今だからこそ、自分がやりたいことはどんなことなのか、できるようになりたいことは?

考えたり、想像したり、工夫することまで自粛する必要はありません。

ちなみに、私は色んな鍋で、ご飯を炊けるようになりました。笑

生活の中に、楽しさを忘れず、前向きに過ごしましょう!