留学part1

2022/12/11

さて、今日は【留学】のお話し。

今回は第1弾。

と題して現在音楽留学予定の大谷恵梨架さんをご紹介。

あざみ野教室からウィーンへ音楽留学中の生徒さんがいますが、今回は、

フランスへの留学準備のため、ソルフェージュを拝島教室で受講しているギターリストをご紹介をします。

ソルフェージュを受講するのは初めて。とのことですが、ギターの話や、ギターの先生の話をしてくれる時の彼女はとても柔らかく、そして尊敬の念を持ってその素晴らしさを伝えてくれます。

温かくなる音色となんだか心に響く、なんとも切ないギターがとても好きな楽器ではありましたが、更に好きになった楽器です。

「良かったら聴いてください。」と先日、彼女の演奏するCD💿を聴かせてもらい、

トレモロの美しさに心奪われ、ストーリー性を感じるバリエーションからは広々した自然の景色が浮かんだほど。

自ら学校を調べ、分からない事も自ら調べ、足を運んで聞きに行く。

分からなければ聞く事、調べることはみんな頭では分かっていると思います。

私もそうですが、行動に移せる人は少なく、その志や姿勢は目を見張るものがあり、学ぶことが沢山あります。

受験生だけでなく、それぞれの生徒のレッスン準備もありがますが、受験生の準備は特にゴールが決まっているので先延ばしにできないという私たちの気持ちがあるのも事実ですが、ピアノ専攻ではない事、わからない事がピアノとは少し感覚が違う事もあり、新鮮な気持ちで準備をしています。

ソルフェージュは演奏する上で必要不可欠なものと思っていますが、なんとなくわかる事、感覚的な物もとても重要です。

ですが、その背景を読むには、やはり楽典や和声感の重要性も感じています。

演奏の可能性の幅が広がると良いなと願いながら、留学準備をする彼女と20年以上前にてんやわんやしながら、不安と希望を持って準備をした自分とを重ねてワクワクしながら受け身だけではないレッスンで、これからの未来を歩む10代の若者からパワーをもらいつつ少しでも演奏者のエッセンスとなるソルフェージュレッスンを留学までの時間を大事に過ごしたいと思います。

ご興味ある方は是非Youtubeで大谷恵理架さんの演奏聴いてみて下さい^_^