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【オンラインレッスン効果!?】子どもに与えるメリット

2020/05/21

こんにちわ、レガーレぴあの教室の香川です。

緊急事態宣言が14日に39県で解除となり、今日にも残る8都道府県の方針が決定しますね。

さすがに皆さんの疲れも如実に出てきてるのではないでしょうか。

3月、4月、5月と確実に世の中の流れも変化していき、

6月は、社会、学校生活などいよいよ試行錯誤されながらも動き出しそうです。

私たちもだいぶオンラインレッスンに慣れてきました。

今後の新しい生活様式と共に、

これからはピアノ教室の一つのレッスンスタイルにきっとなるだろうと思っています。

さて、

今日は『オンラインレッスンが子どもに与えるメリット』のお話です。

普段、同じ空間でレッスンをする場合、

私たち講師は子どもたちにアンテナを張り、

どんな気分でいるのか、どんな表情なのか、

どこが弾いにくいのか、 生徒さんが言葉を発しなくても、

ここが弾きにくいんだよね。と 弾き易いような場所を探して、

楽譜を指差して説明したり、

生徒さんが困らないようにささっと楽譜をめくってあげたり、

実際に弾いてあげたりしながら、

生徒さんの気持ちを最大限に汲み取れるように

子どもたちのことを360度の角度で見守ることを心がけています。

中学生以上の精神的に成長してきた子供達にもよく言うのですが、

誰でも自分のことを決めつけられるようなことを言われたら嫌だよね。

私たちも自分以外の人のことを正面や横だけじゃなくてね、

それはでも四角形や八角形でもなくてね、

360度の球体で色んな角度から見てあげられるようになりたいよねと声をかけます。

話を戻します。

オンラインレッスンでは、 残念ながら同じ空間で普段のように雰囲気をキャッチしたり、

楽譜をめくってあげることも、楽譜に書き込むことも、

これまで通りにはしてあげられません。

(思ってみれば色んなことに手を出してしまっていたのかしら!?と反省も・・・)

ピアノでも実際に弾きますが

Wi-Fiの通信速度(低速、中速、高速)など、

こちらの速度と生徒さんの速度が一致しているとも限らないため、 慎重にしなければなりません。

となると、

オンラインレッスンで大切になるのはなんでしょうか。

「伝え方」です。

これは講師の私たちにとっても大切なこと。

技術や感覚を言葉にする作業は、想像以上にオンラインレッスンでは必要になりました。

これは私たちにとって大きな課題、プラスになりました。

そして、【オンラインレッスンが子どもに与える大きなメリット】とは?

『お子さんが自分の言葉で話せるようになる』

 です。

『自分の言葉で話せるようになった・相手に伝える力が格段に上がった』

これは本当に格段に変わりました。

今までは、言葉ではなく指をさして

「ここ」「こっち」「ここらへん」 といった感じ。

これではオンラインレッスンは成り立ちません。

子供達はそれを自然に自分で考えて身につけてくれて

「今日は、2ページ目まで両手で、その後は片手ずつ弾きます」

「1ページ目の3段目の4小節から弾きます」

など自分からカメラの向こうにいる私たち講師に伝えてくれるようになりました。

これは、素晴らしいことですよね。

これこそ『自分で考える力、伝える力』への第一歩です。

いいぞお!!

これからもポジティブにオンラインレッスンを取り入れながら、

子供達と一緒に成長していけたらと思います。

Zoomでグループレッスン

2020/05/02

こんにちわ、レガーレぴあの教室の香川です。

2020年も5月に突入です。

緊急事態宣言が約一ヶ月延長になるとのこと。

4日の発表ではまた詳細を知ることができるのでしょう。

まだまだ我慢の時期、涙がこみ上げてくるニュースで心が痛みます。

自分に今出来ること、やるべきことを見失わずに前向きに過ごしたいですね。

 

レガーレぴあの教室では、

2月から子供達の安全を考え感染予防対策を始め、

3月はさらに感染予防対策に神経を使いました。

 

私個人的には、外出を9割減らして、買い物も週1回。

自宅にいる時間が長くなったことで、これまでの使用教材や指導案の見直し、整理。

楽譜の棚と、頭の中の棚卸しをしました。

9年間分のこれまで出会った生徒達の指導案を全て見直しました。

みんな元気にしているかな?出会った生徒さん達みんなの顔が思い浮かびます。

同時進行で、自分が目指すレッスンと改めて向き合い、新しいレッスングッズの制作、

 

4月からは、オンラインレッスンを導入。

ご家族ご協力があって、無事に音楽を通して子供達と触れ合う機会を失わずに過ごすことができました。

普段から毎回のレッスン準備はしていますが、

オンラインレッスンの指導案準備、気配り、工夫の必要性はいい経験となりました。

 

4月のオンラインレッスンの最終日に、今回は新しい試みを。

 

あざみ野教室と拝島教室の中学生の生徒さん2人に参加してもらい『オンライングループ体験レッスン〜楽典編〜』に挑戦しました。

あざみ野教室と拝島教室は、とても離れた場所にあるため、発表会の時以外はなかなか会うことが出来ないのですが、

講師同士が普段の様子を常に確認しあっているため、生徒さんの成長を2人で見届けることができています。

私の生徒さんは、久々に拝島教室の絵美先生、お友達に会えることをとても楽しみにしていたのを知っていたので、

カメラ越しに張り切っている姿がとても嬉しかったです。

 

レッスンでは、

①和声の初級:主要三和音(I度、IV度、V度)をそれぞれの和音の性格、キャラクターを感じて頭の中で作って、歌う。

②音楽用語:曲想を表す楽語を「知る」「感じる」ためのファーストステップレッスン

③生演奏を聴いて、楽語をイメージする。

こちらの内容で40分、雑談も交えながら賑やかに終えました。

 

『表現豊かに演奏する』とはどういうことなのか。

作曲家が伝えたいことは、どのようなことなのか。

全てはわかりませんよね、私もです。

『1+1=2』のような正解もありません。

全てわからくても、深く理解できなくてもいいんです。

『知ろうとする気持ち』『理解しようとする姿勢』が大切で、

この能動的な思考が、音楽的にも、人間的にも豊かになるのではないかなと思います。

作曲家がどんな気持ちで作ったのか、どんなことを工夫すればピアノで伝えられるのか。

相手がどんな気持ちでいるのか、どんなことをしてあげたら喜んでくれるか。

日常生活でも繋がることばかりですね。

 

今は、行動の自粛が必要な時期ですが、

時間がある今だからこそ、自分がやりたいことはどんなことなのか、できるようになりたいことは?

考えたり、想像したり、工夫することまで自粛する必要はありません。

ちなみに、私は色んな鍋で、ご飯を炊けるようになりました。笑

生活の中に、楽しさを忘れず、前向きに過ごしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンラインレッスンスタート!

2020/04/09

目まぐるしい変化の中に居ますが、前向きにその変化の中でオンラインレッスンをあざみ野教室、拝島教室でスタート致しました。

いつも以上の準備に私自身ドキドキの数日を過ごしましたが、環境を整えて下さったりと、ご家族のご協力なしにはスムーズなレッスンは出来なかったと、感謝しております。

また、きちんと話してる言葉が聞こえるかいつも以上に気をつけている自分が居たりと、子供たちとの会話や新しい角度からの楽しい時間を過ごさせて頂きました。

実音とは遠いですが、その中で出来ることもある事を実感したのも事実です。

実際にカメラを手の上から撮影することにより、実際のレッスンと同じような感覚で伝えてみる作業は思いの外良く、とても充実した時間がありました。

あざみ野教室でも今週から既にレッスンを開始され、アイディア溢れる素敵なレッスンだった事は想像するに難くありません!

これからも音楽が寄り添うそんなレッスンを心がけて進めてまいります。

是非この機会に新しい風を吹き込むべくオンラインレッスンのお問い合わせも各教室お待ちしております。

どうぞ宜しくお願い致します。