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両手スタート❤️

2020/10/19

こんにちは!少しずつ木々が色づき始め、秋が訪れていますね。

さて、あと2ヶ月で5歳!

という時期に入会し、現在4ヶ月目の女の子のレッスン。

嬉し恥ずかし・・・の表情が可愛い女の子です。

とっても元気もあり、興味を持って取り組んでくれています♪

片手ずつ進めた3ヶ月。現在両手をスタートしました。

始めはママと一緒に歌を歌ったりリトミックからスタートしましたが、今はレッスンにも慣れて様々な事にママが見守ってくださる中、1人で様々事にチャレンジしています。

コンスタントにお家でピアノを楽しんでいてくれているのも嬉しく、

お母様がどんな事を1週間やって過ごしたかを記録して下さっていて、

お声がけも有り難く、少しずつ綺麗な音を出せるようになって来ています♪

力加減が始めは難しかったのですが、気づけば少しずつ感覚を掴んで来てくれています。先日は力加減を上手く体感できるかな!?とボールを渡したところ、

嬉しそうに“ニギニギ“!!

柔らかいボールが潰れないように掴んでみました。上手上手!

レッスンでは、リズムを上手に叩き、お歌の真似っこをしてみたり、時に指揮者になってみたり、先日からお絵かきもスタート!!

成長が楽しみです。

 

 

 

【活動報告】令和2年度文化庁芸術家派遣事業

2020/10/01

こんにちわ、ピアノデュオレガーレです。

今日から10月。秋晴れが続いて、とても気持ちがいいですね。

さて、今日は私たち『ピアノデュオ”レガーレ”』の演奏家としてののお仕事のお話です。私たちは子供達にピアノを教えるというお仕事をさせて頂きながら演奏家としても活動を続けています。

気がつけば香川真澄と井上絵美のピアノデュオは今年で結成17年目です。長い時間を共に過ごし、同じ方向を見続けながら、お互いを支え合い、励まし合いながら、そして楽しむことを忘れずに、全力で音楽と向き合いながら活動を続けてきています。

私たちの演奏活動の形も少しずつ変化し、現在は作曲、作詞、作品制作もしています。

ピアノデュオ”レガーレ”のコンサートは、ほっとする空間の中で、子供達が観て、聴いて、一緒に体感してもらったり、音楽だけではなく、アートや、ストーリーの面白さをシンプルに伝える「クラシックエンターテインメント」として、社会貢献という形で少しずつ音楽をお届けできるようになりました。

今年は昨年に引き続き、令和2年度文化庁芸術家派遣事業、岩手県文化芸術による子供の育成事業、被災地復興支援文化芸術活動に講師として出演させていただきました。毎年、様々な場所で、沢山の子供達との出会いが待っています。

今年はコロナ禍の状況で、実施できるかギリギリまで分からない状況でしたが、出来る限りの派遣までの生活も出来る限りの行動範囲の自粛を心がけ、現地では毎日2回の検温、手指消毒、コンサートに使用する備品のアルコール消毒、飛沫防止としてマウスシールドの着用をしながらの演奏、生徒さんたちとのソーシャルディスタンスを確保など、細心の注意を払いながら無事に8月31日〜9月3日の日程で実施。

実施2週間後も、演奏者、学校関係者全ての方々の健康状態も問題なく、無事に終えることができました。今回、派遣実施にあたり、受け入れ先の幼稚園、小学校、事務局の方々、関係者全ての方々において、子供達への予防対策、出演者に対しての精神的サポートも含め、細心のご配慮を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

本年度は、岩手の子供たちへの『キャリア教育』に携わるなど、新しい形での音楽活動が動き出しました。諦めずにピアノデュオ”レガーレ”の2人で積み上げてきた世界観、音楽。演奏家としてだけでなく、ジャンルを超えた作品制作への挑戦『オトノワプロジェクト』。私たちの想いに賛同していただき、仲間と多くの方々に助けてられて出来上がった作品の数々が、未来ある子供達に、逞ましく『生きる力』に繋がるメッセージに少しでもなっていたら、嬉しいです。

PIANO DUO Legare/香川真澄・井上絵美

 

 

ピアノ男子

2020/09/26

 

男の子のレッスンも中々面白い!と思う今日この頃。

朝一で、おはよーございまーす!と玄関先の外から聞こえる元気なご挨拶に思わず笑ってしまう事も。

夕方来てくれる控え目な兄弟もパプリカ+人生のメリーゴーランドにチャレンジする事で少しずつ自主性も生まれ、

中学生のお兄ちゃんは最近、有名なショパンのノクターン作品9−2に着手し始めました。

自分自身のやりたい曲を発言してくれるようになった事を嬉しく思っています。

発言、視点がとても面白く楽しみにしてるのですが、小さな子供のこれはなに?これは?これは?と次々と飛び出す疑問は子供ならではだなぁと感じています。

土曜日に生徒が固まって来る事もあり今日はどんな面白い事が起きるのか・・・そんな期待もしながら準備をしていますが、

今日は、そんなピアノ男子の1人、お姉さんのレッスンにお母様と赤ちゃんの時からレッスンに来てくれている生徒さん。

2年生ですが、1人でレッスンを受けており、自分で考えて練習して来てくれています。

お家でお母様のお声がけもしてくださってると思いますが、今日は初挑戦したバッハのインヴェンションが⭕️になり、先週レッスンした事を消化して来てくれました!バッハとは別に持っている、ハチャトゥリアンの少年時代の画集の曲を気に入ってくれていて楽しそう。嬉しい。

という事で、アウフタクト!の聴音やリズムも楽しみました!!

 

 

4連休

2020/09/23

久しぶりの投稿です。

今日は生徒の1人がこの4連休、横浜での辻井伸行さんの演奏会を楽しみ、

素晴らしかった!!と嬉しそうに話してくれた彼女は中学2年生♪

カンパネラは感動的だった!凄かった!と感想を教えてくれて、

チケット取れないと思っていたので嬉しい!!と報告してくれました。

演奏会へ行った後は不思議とパワーをもらうもので、

やる気もUP!!

中学生活も落ち着いて来た彼女の一番の成長は、得意でないソルフェージュの和声の問題でつまづいてしまった翌週は私がこうやって復習してこよう!という言葉を素直に受け取りレッスンへ来てくれる事。。。。感心。。。。

モーツァルトのソナタの全楽章を持ってみる!というチャレンジ遂行中です!!!

楽しみです!

 

巣立ち

2020/08/27

今日は大学生の生徒さんについて

最初は3年生の妹さんが通い始めてくれて、彼女もひょこっと後を追うように5年生から通ってくれています。

とても努力家で頭脳明晰な彼女との8年はまた一つ私の心に贈りものを届けてくれた1人です。大学生まで趣味で続けてくれた生徒さんも初めてで、私自身も模索しながらのレッスンして来ました。

姉妹揃ってこの春から、曲は違いますがバッハの平均律、ショパンのエチュードを勉強し始め、変化を感じています。

特に現大学生の彼女はここで習い始めてからずっと自分自身の意見を持ち、自分が弾きたい曲と向き合ってきました。ペースも学校を最優先させ、ピアノと向き合い『出来る事』を一緒に模索してきました。

今までは何処か自分の意思を通す事で満足していた部分もあったと思います。自分の意見が言えるという事はとても大事な事だと思いますし、何故その曲を弾きたいのかも聞きながら寄り添いながら進めて来ました。

あと半年ほどで学業に専念するため、ピアノは一旦長期お休みする事になる前に自分にとって為になる曲を選んで欲しい。と春に相談がありました。

半年で出来る所まで・・と思いながら平均律のバッハプレリュードフーガ第二巻の2番、ショパンのエチュード10−2をスタートする事に。

最後の最後でクラシック音楽の大事なバッハとショパンのエチュードへ戻って来てくれた事が嬉しくテクニックの事、無理のない演奏をするために丁寧にレッスンして来ました。まだまだエチュードは途中ではありますが、それでも今日の演奏は今の彼女が精一杯向き合ったと分かる素敵なハーモニーが聴こえ、特にバッハは自分なりに音楽を考えた事が分かる演奏でした。

疑問に思ったことは迷いなく質問出来る彼女から教わる事も多々あり、私自身も勉強し直したりと次回を最後に新たな一歩を踏み出す彼女を送り出せる事に感謝した一日でした。

次回最後になるレッスンでどんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみです。

 

種まき

2020/08/18

こんばんは!!

レガーレぴあの教室の夏休みも明け、レッスンが再スタートした今週、まだ2日ですが、暑い中みんな元気に来てくれる姿が嬉しく楽しみです。

オンラインレッスンを経て対面レッスンへ変わってからの中学生の生徒達が成長したのか、私自身が変化したのか・・・・お互いに何か変わったのか・・と考えていますが、コミュニケーションが取りやすく、自分たちの置かれている課題に一つ一つ丁寧に向き合っているのが見て取れます。

さて、そんな今日はJ.S.BACHのインヴェンションとシンフォニアを通る子供たちについて。

最近この教材を始めた4年生の生徒も居れば、今日の今日2年の歳月を掛け、インヴェンションを全曲終了させた中学生1年生。おめでとう!!!!

先日もあざみ野教室の中学生がインヴェンションを終了した。という記事を書きましたが、バッハの美しさや音楽の楽しさを私達も再認識する時間となっています。また、音楽を続ける上でのポリフォニーの重要性も然り。

勿論、通らない生徒も居ますし、他のバロックの曲の数曲を弾いたり、フランス組曲やイギリス組曲、ポップスの曲等の寄り道も沢山しています。インヴェンションの楽譜を持つ事なくても、バッハは通る様にしている事も多々あり、種明かしは大きくなってから。という場合も。

教室の生徒達は小さい頃から1人でレッスンに通っている生徒が9割ですが、お家の方からご自宅では、生活の一部になるように、短時間でも練習出来る環境と、お声掛けして頂いたお陰で毎週のレッスンが成立している事に感謝しています。

独りでレッスンを受け、譜読みもし、バッハを弾けるまでに持っていくのは容易な事ではない事。ましてや、バッハのインヴェンションを全曲弾ける事は本当に凄いと思っています。その達成感もさることながら、自然と耳も育てられてる事に気づき、バッハ以外を弾く時も美しく弾こうと工夫しながら、聴きながら弾いている事にハッとさせられました。

そんな子供達がバッハの教材を持てる事の一つとして、『素直』な子供が多いという事もとてもとても助けられています。始めた当初は時間が掛かっても少しずつ休みながらも気づけば進度が進んだりする事もあるので、それも楽しみの一つです。

楽しさを失わない様に子供のサインも見逃さずに待つ時は待つ。頑張ってる生徒に限って見逃してしまいがちな苦しい状況もあると思うので、少しずつ一緒に取り組んで行ける!そんなレッスンをこれからも心がけていきたいです。

時間を掛け、一曲に取り組んでいる生徒もいますが、そんな彼女とはゴールが見えてきたので、今月中には最後まで弾けるように頑張ってみようか!と話し、来週を楽しみに本日のレッスンを終えました!!

PAS A PAS

一歩ずつ。

 

 

 

夏休みも間近

2020/07/25

こんにちは!

拝島教室の井上です。

梅雨も中々明けませんが、夏休みがやってきますね。

この数ヶ月、個々の成長を感じ、驚かされながらも、

その子供達の変化と共に私たちも成長しなければと改めて胸に刻んで日々過ごしています。

 

学校や習い事で忙しなく生活している現代の子供たちが、

心豊かに音楽と向き合うべく、

私たちがどうアプローチするべきかも考え直すきっかけをもらった気がします。

幼児期から、学習塾やお稽古事で1週間が埋まる。

そういった生活が珍しくもない昨今ですが、

時間のない中、ピアノと向き合ってくれている子供達と向き合って来た十数年。

時間のある中で、ピアノのレッスンをする事で、

本当の意味で『時間の無い中、ピアノと向き合っている』子供たちの真の姿

に気づけたように思います。

個々の歩幅も見え、心底嬉しさを覚えたのもこの数ヶ月。

中々日常に戻るには難しい年になりそうですが、

個々の生活スタイルに寄り添いながらも、

待ってみたり、ギリギリのラインで圧も掛けたり、、、、

先の見えないこの夏休みを有意義に過ごせる素敵な曲、課題を個々に出せたらと思います。

 

(さらに…)

【レガーレぴあの教室】ピアノ鍵盤の除菌について

【レガーレぴあの教室】ピアノ鍵盤の除菌について

2020/07/21

こんにちわ。

レガーレぴあの教室の香川です。7月も後半になってきました。毎日、色々なニュースがあります。まるで地球全体が「つらいよぅ、痛いよぅ、苦しいよぅ」と叫んでいるようです。私自身は無力ですが、少しでも傷が癒えて、元気になってほしい。そう願うばかりです。

さて、レガーレぴあの教室では引き続き、感染予防対策を続けております。改めて一人一人が出来る予防対策を心がけて、楽しくレッスンできる環境を維持していけたらと思います。ピアノの鍵盤についてですがアルコール消毒は楽器への損傷があるため、ピアノ鍵盤専用の『キークリン』というのクリーナーで、布に含ませてレッスンごとに除菌をしております。

あざみ野教室、拝島教室共に同じもので除菌、洗浄しています。もともとコロナ対策をする以前から長年クリーナーとして使用していたものですが、除菌効果もあります。子供達が楽譜の準備をしている時に、講師は鍵盤のお手入れをするのがルーティンとなっています。小学生は「鍵盤専用!?」と感動してくれます。4歳の子は、鍵盤を拭くときにポロン!!と不意に出てしまうピアノの音に「え!!変な音!!」と過剰反応。どちらも、新鮮なリアクション、どうもありがとう。

【ご質問】発表会はありますか?

【ご質問】発表会はありますか?

2020/06/30

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。

今回は、体験レッスン時に良くいただくご質問について。

Q:「発表会はありますか?」

体験レッスンの際、良くいただくご質問です。レガーレぴあの教室では、年に1回発表会を企画しております。参加費は、別途必要になりますが、シンプルに美しく【子供たちが主役になるステージ】を目指しています。昨年末は、特別企画として「もうひとつのクリスマス」というミニコンサートをやりました。

この日は、初めてステージに立つ生徒さんから、連弾の仲良し2人組、小さなお子様から卒業生や留学先から一時帰国した生徒も一緒に参加しました。お母様方からは、立派に成長した卒業生のお姉さん、お兄さんの姿や演奏を聴いて「皆さん、素敵に成長されて、感動しました。」とメッセージも。この日の会場は小さなスペースで、ご家族の皆様が生徒さん全員に「頑張れー!!」と心からエールを贈ってくださるのが肌で感じほど、最高に温かい空間になりました。お互いに認め合って応援し合えるというのは本当に素晴らしいですよね。

今年は6月に企画していましたが、残念ながら延期。年度内には感染予防対策の準備をし、お披露目の機会を作れたらと思います!

 

 

 

作曲家の国あるある【オーストリア問題】

作曲家の国あるある【オーストリア問題】

2020/06/29

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。一週間が始まりましたね。6月も明日で終わり!

「早いですね、なんだかよく分からないまま6月が終わりますよ〜」

先日、中学生がピアノの椅子に座りながら呟くのです。実際、その通りだなあと思うことと、その話し方!!と言うところで、笑ってしましました。

さて、今日は「なんだかよく分からない」つながりのお話。

小学6年生の楽典の問題でこんな文章がありました。

Q.この曲は、ハイドンの時計シンフォニーです。交響曲の父と呼ばれたハイドンの生まれた国はどこですか?

生徒の心の声:

①ハイドンの?時計シンフォニー?っていう曲なのか。(初耳です)

②ハイドンは交響曲の父って呼ばれてるのか。(初耳です)交響曲・・・?

③ハイドンもピンときてないぞ、生まれた国、もっと知らないって!!どこだどこだ。

ここで、生徒にヒントを出します。

香『オースト・・・・?』

生徒「ラリアーー!!」

香『そう!!カンガルーのね!!って残念!!!』

答えは、【オーストリア】。これぞ、みんなが経験するオーストリア問題。オーストまで聞けば誰しもがまずはオーストラリアが頭に浮かぶのが普通ですよね。私もそうでした。ましてや私の子供の頃の先生は、本当に真面目な先生だったのでガッカリさせたに違いありません。

【オーストリア問題の壁】

①オーストリアの国の存在にピンとこない。

②オースト・・?と聞かれれば、日本で耳にするのは、オーストリアよりも、断然オーストラリア。

このヒントを出されたら、否応無しにオーストラリアと答えてしまいますよね。ごめんなさい。

③作曲家への興味、意識がトボトボしい。

このオーストリア問題を解決するべく、あざみ野教室にあるのはこちら

今、自分たちがどこに住んでいて、どこの国の音楽を勉強しているのか。実際に行くことはできないので、目で距離感を感じ、私が実際に見た雰囲気や文化なども分かりやすく伝えます、教養も身につけられる楽しいレッスン時間を一緒に作っていきます。机上の正解、不正解ではなく、学ぶことに楽しさを感じられるレッスンです。

ちなみにハイドンがオーストラリア人だったら、ましてや先祖のアボリジニ族の血を凄まじくついでしまっていたら、こんな風な音楽にはならないで、こんな結果になるかもしれない!!と私は全力で民族色をふんだんに使って、オーストラリア風ハイドンを演じます。そうすると、生徒は「これはまずい!!」と肌で感じてくれるので、『一生、間違わないと思います』と言って帰ってくれました。

ハイドンがオーストラリア人だったら、カンガルー交響曲なんて、作っていたでしょうか。気になります。