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【コロナ禍をチャンスに】今こそピアノ!!

2021/02/10

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。

今日は『今だからできること』のお話です。

「新しい生活」になってから、1年以上が経ちますね。

行動範囲が狭い生活や、楽しい時間を制限することは寂しいものです。

実は、このような生活の中で子供たちに良いことが起こりました。

それは、子供たちの「ピアノが上手になった!」です。

特別なことは、やっていません。

今までと同じレッスン時間で過ごしています。

では、どうして上手になったのでしょうか。

その理由は1つ。

子供達が手に入れたのは「時間」でした。

自粛生活で子供達は「時間」を手に入れ、自然とお家でピアノに向かう時間が増えました。「時間」は子供たちの心に「ピアノちょっと頑張ってみようかな」と「ピアノに向かう気持ち」を整える余裕を与えてくれたのかもしれません。

『今だからできること』=『ピアノを上手になる』

これはチャンスかもですね。

レガーレぴあの教室は「ピアノが弾けるようになりたい」「音楽を楽しんでもらいたい」と願う皆さまのお気持ちに、これからも全力でお応えします。

 

レガーレぴあの教室

 

 

THE WORLD

2021/02/02

以前もハイドンの生まれた国はどこでしょうか? という生徒との会話のブログを書きましたが, 今回も少しずつ大きくなって来た子供たちと世界地図で旅をしながらレッスンしました。 今ショパンの曲に取り組んでいる生徒が割と多く,そのうちの1人,4年生の女の子が子犬のワルツにチャレンジしております。

曲が少し分かりだして来たので,この曲はどこの国の人が作ったのか知ってるかな? と質問したところ

生徒:『日本人じゃないの?』

私:『・・・・・・・・。笑』

 

気を取り直して作曲者は誰なのか、確認しつつ世界地図を一緒に見て楽しみました。

すると,作曲家の国は外れてはいたものの,地図を見て世界遺産の建物や動物を知っていたり、これは知ってる!!と発見して色々お話してくれるところがとても可愛いらしいなぁと思いました。

世界地図を少しだけ旅しながら,ヨーロッパ全土をちょっとずつ移動しながらショパンの生まれ故郷ポーランド??の国を見つけていました♪

子供たちの反応は私たちの想像を遥かに超えて素敵な反応を見せてくれるものですね。

私たちのお教室ではピアノを弾くことだけではなく子供達に音楽を通して様々な角度からのアプローチをしています。そんな子供たちの反応や発言は大人になってしまった私たちには新鮮ですね。

音楽探し

2021/01/23

こんにちは!今年のレッスンも各教室で始まりましたね。

子供たちも私たちも

出来る事は全力で,前向きにレッスン出来る事を嬉しく思っています。

11人ときちんと向き合うことの重要性を再確認した2020年。

2021年も一歩ずつ子供達と向き合って行けたらと思っています。

11人の歩幅を大切に,ちょっと背伸びしながら前を向いて出来る事にチャレンジ中の1月もなんだか急に成長を感じる子供達です。

今日は,ある女の子がお人形の夢と目覚めにチャレンジしています。

この曲『お風呂が沸く音なんだよ』?

お母様は全然気づかなかった!!とおっしゃっていたのですが,

可愛いな。と思いながらレッスンしています。

また,一つのフレーズを聴いて,

『エリーゼのために』に似てるね。

と、音楽音探しをしている日常が可愛らしく、

自分もそんな事今でもしているなぁと思ったものです。

些細な日常ですが,

子供たちは日々成長し、こういう時こそ音楽があって良かった,やっぱり好きだなと感じてもらえると嬉しいなと感じています。

 

【新年のご挨拶】

2021/01/01

新年明けましておめでとうございます。2020年は、目の前にある『小さな一つ』をひたすら前を向いてやり続けた1年でした。これからの自分たちが生きるための土作りをやり直しているような、そんな1年でした。あれよあれよとコロナ禍へ突入し、教室の感染予防対策、緊急事態宣言、オンラインレッスン導入、初めての経験と緊張感の中、難しい立場にも立ちました。1年間、無事にレッスンを終えることできたのも、ご理解、ご協力いただいたご家族の皆様と、明るく元気な子供達のお陰です。本当にありがとうございました。PIANO DUO Legareとしては園歌制作にも携わり、未来ある子供たちのことを想いながら心救われ、自粛しながら諦めずに続けたオトノワプロジェクトの新作制作は仲間のお陰で完成し、ご好意で子供達へのお披露目までさせて頂くことができました。文化庁派遣事業では不安のまま現地へ行き、沢山の『想い』を感じました。演奏家として立たせて頂いていることがとてもありがたく、難しい状況の中で、様々なご縁を頂けたことに心から感謝しております。2021年、オトノワプロジェクトはここから様々な節目の年を迎えます。笑顔と希望、感謝の気持ちを持ち続け、文化芸術の灯を絶やさないためにも『変化』と共に奮闘していきたいと思います。今この瞬間も戦って下さっている医療従事者の方々に敬意と感謝を込めて。皆さまにとって良い年になりますように。どうぞ本年もよろしくお願い致します!

 

PIANO DUO Legare/レガーレぴあの教室

香川真澄・井上絵美

今年も残りわずか。移調に挑戦

2020/12/03

こんにちは!

今年も早いもので残すところあと1ヶ月ですね。

11月の先月から数名ですが,小学生の生徒たちが伴奏付や移調にチャレンジしてみています!

低学年の生徒にはクリスマスの簡単な本人が弾ける曲に今まで一緒にやってきた知っている和音を付けてもらいました。

『自由に』というのが普通は難しいのですが,伴奏付してくれた子たちは必ず自分の言葉で質問が返って来ます。

例えば『左手は何個音弾いてもいいの?回数が違ってもいいの?』と自分なりの質問を投げかけてくれるのです。

きっとそれは,どこで左手の和音を変えてもいいのか?という内容の質問をしたかったのだと思います。勿論OK!

なんか違うな・・というときに自分で気付き直していたのには感心したものです。

 

中学年3,4年生の生徒には移調とはどういう事か体感する。

仲良しのお友達とソルフェージュのみグループで受講している生徒はそれぞれの違いを聴いて相手の良かったなぁということを真似出来る。

というのも良いなと思います。

さて,先ずは初めて!という事でメロディーも2小節のみの聴音。

和音の伴奏づけ。

『何となく伴奏が心地良くはまってる』これが子供に大事な事だと私は思っています。『最後はどんな音で終わったら心地いい』のか。

#♭一つまでを弾き,最後は弾いたものを書く。

書くことは慣れもあると思うので間違っていても少しずつ書ければいいかな。と内心思っていますが、楽譜書くのが綺麗,素晴らしい!(写真がブレてしまいましたが)

少しずつメロディーを長く,和音の種類も増やし簡単な伴奏付,移調は続けて行けたらいいなと思っています。

ゆっくりではありますが,なかなか面白かったので、中学生も興味がある生徒とは時間があれば一緒にやってみようと思っています♪

 

 

両手スタート❤️

2020/10/19

こんにちは!少しずつ木々が色づき始め、秋が訪れていますね。

さて、あと2ヶ月で5歳!

という時期に入会し、現在4ヶ月目の女の子のレッスン。

嬉し恥ずかし・・・の表情が可愛い女の子です。

とっても元気もあり、興味を持って取り組んでくれています♪

片手ずつ進めた3ヶ月。現在両手をスタートしました。

始めはママと一緒に歌を歌ったりリトミックからスタートしましたが、今はレッスンにも慣れて様々な事にママが見守ってくださる中、1人で様々事にチャレンジしています。

コンスタントにお家でピアノを楽しんでいてくれているのも嬉しく、

お母様がどんな事を1週間やって過ごしたかを記録して下さっていて、

お声がけも有り難く、少しずつ綺麗な音を出せるようになって来ています♪

力加減が始めは難しかったのですが、気づけば少しずつ感覚を掴んで来てくれています。先日は力加減を上手く体感できるかな!?とボールを渡したところ、

嬉しそうに“ニギニギ“!!

柔らかいボールが潰れないように掴んでみました。上手上手!

レッスンでは、リズムを上手に叩き、お歌の真似っこをしてみたり、時に指揮者になってみたり、先日からお絵かきもスタート!!

成長が楽しみです。

 

 

 

【活動報告】令和2年度文化庁芸術家派遣事業

2020/10/01

こんにちわ、ピアノデュオレガーレです。

今日から10月。秋晴れが続いて、とても気持ちがいいですね。

さて、今日は私たち『ピアノデュオ”レガーレ”』の演奏家としてののお仕事のお話です。私たちは子供達にピアノを教えるというお仕事をさせて頂きながら演奏家としても活動を続けています。

気がつけば香川真澄と井上絵美のピアノデュオは今年で結成17年目です。長い時間を共に過ごし、同じ方向を見続けながら、お互いを支え合い、励まし合いながら、そして楽しむことを忘れずに、全力で音楽と向き合いながら活動を続けてきています。

私たちの演奏活動の形も少しずつ変化し、現在は作曲、作詞、作品制作もしています。

ピアノデュオ”レガーレ”のコンサートは、ほっとする空間の中で、子供達が観て、聴いて、一緒に体感してもらったり、音楽だけではなく、アートや、ストーリーの面白さをシンプルに伝える「クラシックエンターテインメント」として、社会貢献という形で少しずつ音楽をお届けできるようになりました。

今年は昨年に引き続き、令和2年度文化庁芸術家派遣事業、岩手県文化芸術による子供の育成事業、被災地復興支援文化芸術活動に講師として出演させていただきました。毎年、様々な場所で、沢山の子供達との出会いが待っています。

今年はコロナ禍の状況で、実施できるかギリギリまで分からない状況でしたが、出来る限りの派遣までの生活も出来る限りの行動範囲の自粛を心がけ、現地では毎日2回の検温、手指消毒、コンサートに使用する備品のアルコール消毒、飛沫防止としてマウスシールドの着用をしながらの演奏、生徒さんたちとのソーシャルディスタンスを確保など、細心の注意を払いながら無事に8月31日〜9月3日の日程で実施。

実施2週間後も、演奏者、学校関係者全ての方々の健康状態も問題なく、無事に終えることができました。今回、派遣実施にあたり、受け入れ先の幼稚園、小学校、事務局の方々、関係者全ての方々において、子供達への予防対策、出演者に対しての精神的サポートも含め、細心のご配慮を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

本年度は、岩手の子供たちへの『キャリア教育』に携わるなど、新しい形での音楽活動が動き出しました。諦めずにピアノデュオ”レガーレ”の2人で積み上げてきた世界観、音楽。演奏家としてだけでなく、ジャンルを超えた作品制作への挑戦『オトノワプロジェクト』。私たちの想いに賛同していただき、仲間と多くの方々に助けてられて出来上がった作品の数々が、未来ある子供達に、逞ましく『生きる力』に繋がるメッセージに少しでもなっていたら、嬉しいです。

PIANO DUO Legare/香川真澄・井上絵美

 

 

ピアノ男子

2020/09/26

 

男の子のレッスンも中々面白い!と思う今日この頃。

朝一で、おはよーございまーす!と玄関先の外から聞こえる元気なご挨拶に思わず笑ってしまう事も。

夕方来てくれる控え目な兄弟もパプリカ+人生のメリーゴーランドにチャレンジする事で少しずつ自主性も生まれ、

中学生のお兄ちゃんは最近、有名なショパンのノクターン作品9−2に着手し始めました。

自分自身のやりたい曲を発言してくれるようになった事を嬉しく思っています。

発言、視点がとても面白く楽しみにしてるのですが、小さな子供のこれはなに?これは?これは?と次々と飛び出す疑問は子供ならではだなぁと感じています。

土曜日に生徒が固まって来る事もあり今日はどんな面白い事が起きるのか・・・そんな期待もしながら準備をしていますが、

今日は、そんなピアノ男子の1人、お姉さんのレッスンにお母様と赤ちゃんの時からレッスンに来てくれている生徒さん。

2年生ですが、1人でレッスンを受けており、自分で考えて練習して来てくれています。

お家でお母様のお声がけもしてくださってると思いますが、今日は初挑戦したバッハのインヴェンションが⭕️になり、先週レッスンした事を消化して来てくれました!バッハとは別に持っている、ハチャトゥリアンの少年時代の画集の曲を気に入ってくれていて楽しそう。嬉しい。

という事で、アウフタクト!の聴音やリズムも楽しみました!!

 

 

4連休

2020/09/23

久しぶりの投稿です。

今日は生徒の1人がこの4連休、横浜での辻井伸行さんの演奏会を楽しみ、

素晴らしかった!!と嬉しそうに話してくれた彼女は中学2年生♪

カンパネラは感動的だった!凄かった!と感想を教えてくれて、

チケット取れないと思っていたので嬉しい!!と報告してくれました。

演奏会へ行った後は不思議とパワーをもらうもので、

やる気もUP!!

中学生活も落ち着いて来た彼女の一番の成長は、得意でないソルフェージュの和声の問題でつまづいてしまった翌週は私がこうやって復習してこよう!という言葉を素直に受け取りレッスンへ来てくれる事。。。。感心。。。。

モーツァルトのソナタの全楽章を持ってみる!というチャレンジ遂行中です!!!

楽しみです!

 

巣立ち

2020/08/27

今日は大学生の生徒さんについて

最初は3年生の妹さんが通い始めてくれて、彼女もひょこっと後を追うように5年生から通ってくれています。

とても努力家で頭脳明晰な彼女との8年はまた一つ私の心に贈りものを届けてくれた1人です。大学生まで趣味で続けてくれた生徒さんも初めてで、私自身も模索しながらのレッスンして来ました。

姉妹揃ってこの春から、曲は違いますがバッハの平均律、ショパンのエチュードを勉強し始め、変化を感じています。

特に現大学生の彼女はここで習い始めてからずっと自分自身の意見を持ち、自分が弾きたい曲と向き合ってきました。ペースも学校を最優先させ、ピアノと向き合い『出来る事』を一緒に模索してきました。

今までは何処か自分の意思を通す事で満足していた部分もあったと思います。自分の意見が言えるという事はとても大事な事だと思いますし、何故その曲を弾きたいのかも聞きながら寄り添いながら進めて来ました。

あと半年ほどで学業に専念するため、ピアノは一旦長期お休みする事になる前に自分にとって為になる曲を選んで欲しい。と春に相談がありました。

半年で出来る所まで・・と思いながら平均律のバッハプレリュードフーガ第二巻の2番、ショパンのエチュード10−2をスタートする事に。

最後の最後でクラシック音楽の大事なバッハとショパンのエチュードへ戻って来てくれた事が嬉しくテクニックの事、無理のない演奏をするために丁寧にレッスンして来ました。まだまだエチュードは途中ではありますが、それでも今日の演奏は今の彼女が精一杯向き合ったと分かる素敵なハーモニーが聴こえ、特にバッハは自分なりに音楽を考えた事が分かる演奏でした。

疑問に思ったことは迷いなく質問出来る彼女から教わる事も多々あり、私自身も勉強し直したりと次回を最後に新たな一歩を踏み出す彼女を送り出せる事に感謝した一日でした。

次回最後になるレッスンでどんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみです。